104 線路

孝がレールに耳をあてている。

孝「早よう、急げ、急げ」

俊夫を除いたみんなで燃えそうなものを集めている。ベンがライターと紙きれを使って火をつける。

孝「よっしゃ、みんなこっちや」

と鉄橋とは逆の方へ駆け出す。一同、百メートルほど走るとレールの脇の草むらに身を隠す。

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