1 MSA 名医

 昔から「医者はその病気にならならなければ名医といえない」みたいなことが言われますが、どこがどんな風に痛むのかを分かるにはその病気になってみないといけないということだろうとおもいます。皆がかかり易い病気ならそれでも中には表現力豊な人がいらして医者の先生も的確な情報を掴めるのでしょうけどもともと数が少ない難病の場合はそれも期待できません。私のMSA(多系統萎縮症)は多く見ても日本で1万人といったところです。皆さんご存知のALSと同じレベルですが、なぜかALSには有名人が多く研究もかなり進んでいると聞きます。

 私が当初通っていた大学病院では「セカンドオピニオンお断り」となっていたためにとある総合病院に先生をを兄に紹介してもらって診察を受けたのですが、症状を話した途端、「それはMSAだね」と確定診断に同意され症状について書くように進められました。色々書物をよんでまくし立てたからだと思いが、本にするまではないためここにブログ形式で載せます。ブログのテンプレートをつかったため各ページの一番下の「カテゴリー」でコンテンツを選んでご覧下さい.少しでも行進の方のお役にたてべばとおもいます。

 ALSはその昔、ルーゲーリック病といわれたとおり、何故か有名人がかかり易いので有名です。中でも一番メジャーなのはホーキング博士かとおもいますが、他にちょっと古い方ならクイズダービーの回答者として学習院篠沢教授なども急に見なくなったなと思ったらALSでした。あとは目玉で会話しなくちゃいけなくなってもどっこい出てくる徳洲会の創設者徳田虎雄さん、かの毛沢東もALSにかかってなくなったという話があります。あとはあまりよく知らないけど:ヘヴメタのギタリスト「ジェイソン・ベッカー」さんもそうらしい。まだまだ枚挙に暇がない病気です。しかるべくしてアイスバケツチャレンジは生まれました。私もこの世の中に如何に難病がおおいかをみなさんにしってもらおうと参加しましたが。