69 良介の家

まだ黙々と握り飯を食っている俊夫。その横で急に大きな声で、

良介「そりゃ、敵【かたき】やないか!父ちゃんの敵【かたき】や」

徹「(懸命に言い聞かせるように)そらぁ、違うで。そらなぁ……なぁ、孝ちゃん」

孝「うん。あのね、敵【かたき】いうのはやね……あるお侍が居【お】ったとするで。片目片腕や……あ、それはどうでもええんや。そいでな、そのお侍がやな……」

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