2016-09-19 69 良介の家 脚本3・9 まだ黙々と握り飯を食っている俊夫。その横で急に大きな声で、 良介「そりゃ、敵【かたき】やないか!父ちゃんの敵【かたき】や」 徹「(懸命に言い聞かせるように)そらぁ、違うで。そらなぁ……なぁ、孝ちゃん」 孝「うん。あのね、敵【かたき】いうのはやね……あるお侍が居【お】ったとするで。片目片腕や……あ、それはどうでもええんや。そいでな、そのお侍がやな……」